札幌市の中心部に位置し、先月末にリニューアルオープンした旧永山武四郎邸を、中国語で案内するための勉強会を行いました。北海道庁第2代長官で、屯田兵の育ての親でもある永山武四郎の私邸として開拓時代に建てられた建造物は、北海道文化遺産に指定されており、純和風書院座敷と洋風応接室が連接した和洋折衷様式の先駆け的存在。これらの状況をまとめた中国語原稿の読み合わせを座学で行いました。固有名詞や時代背景に伴う特殊用語が障害となり、中国語の発音上で、交流員さんよりたくさんのダメ出しがあり前途多難を思わせる出来栄えだったかも知れません。8月初旬の現地ガイド研修に向け、しっかり練習を積んで臨みましょう。

6月14日(木)12名出席、6月定例会を行いました。

今回は新交流員の王媛さんによる初めての勉強会、2017年に中国で放映され絶賛を博したアニメを鑑賞しながら解説頂きました。このアニメは唐朝の詩人、王維の詩「相思」を背景とし、清乾隆時代の文人、「王初桐」を主人公にした切ない恋を描いたものでした。

身分の高い家の幼馴染の娘に恋をして〜王維の詩に詠まれていた「紅豆」を渡した幼い日。

科挙試験に励むものの…

美しく成長した娘は家同士が決めた縁談がまとまり嫁いでいく……。

ストーリーとして特に目新しさは感じませんでしたが、中国の伝統文化の要素と、現代アニメという要素がうまく組み合わされており、その丁寧に描かれた中国の水墨画のような各シーンは、確かにアニメフアンや中国文化愛好者にとって興味深く感じられることでしょう。

3月から4月にかけて行われた外国語ボランティアの登録更新会および新規募集で、中国語ユニットに登録した方が総勢で34人となりました。5月例会は、新しい交流員の王さんを迎え、15人のメンバーが集い行われました。

"我们都是云南的老虎,蒙古的骆驼___谁也不认谁"(私たちは雲南の虎と蒙古のラクダ、お互い初顔合わせのため誰が誰なのか正体がわからない)状態によりまずは自己紹介。

次にユニット活動の紹介や直近の活動計画の説明がありました。

今年度は更なるインバウンド観光熱の高まりに連れて、より多くの中華圏からの観光客増が見込まれます。当ボランティアの活動機会も増加が見込まれるため、しっかり準備し対応したいと思います。請うご期待!

最後に交流員さんからの過分なお気遣い、中国のお土産を頂きました。多謝!!

4月12日、新年度を迎え、中国語ユニットの事務局ミーティングを開催し、今年度の活動方針や内容の協議を行いました。

活動のベースとなる月例会のほか、国慶節や雪まつりなどのガイド活動や、フィールドワーク、セミナー、映画鑑賞会、交流会等を通じた勉強会等、多彩な活動を企画・実施することになりました。

また、4月19・22日に実施されるボランティア新規募集説明会に向けての、説明対応や手作りポスターの制作など、新規会員をお迎えするための準備を行いました。

  <今年度の新規募集説明会用ポスター>

2月例会・・・・この3月で3年の札幌市国際交流員の任期が満了する、劉交流員さんによる最後の勉強会となりました。いつもは中国のネットニュースの記事などを題材としたホットな話題を提供いただき学んでまいりましたが、最終回は一転して和やかに中国語の「漢字クイズ」の勉強会となりました。

 

問題例:次の字句を中国語の漢字一文字で表しなさい。(解答は末尾に掲載)

1.七十二小时

2.画时圆,写时方,有它暖,没它凉

3.林木森森

4.十五天

5.九十九

 

この3年間で当ユニットの活動は勉強会主体の「学習型」から、その成果を生かしたボランティア「実践型」へと変貌しつつあります。それには、語学力の向上や中国事情の理解などに止まらず、メンバー同士の顔の見える関係作りなど、交流員さんの指導や配慮によるところが大きかったようです。長いようで短かったこの3年間、いろいろお世話になり有難うございました。

答1.晶(三个日子) 2.日(太阳) 3.杂(九木) 4.胖(月半) 5.白(百减一)

 

12月例会は14日(木)、9名参加で実施され、来年2月に行われる「さっぽろ雪まつり」と「中国春節休暇」に来訪する中国人観光客へのガイド対応について話し合いが行われました。例年、雪まつりと春節休暇はほぼ同一期間の場合が多いのですが、今回は重ならないのでロングランでの対応になりそうです。

 

勉強会では、10月例会に引き続き、人民網に掲載された「中国人男性に嫁いだ日本人妻たち」シリーズの2回目、今回は「嫁姑問題」についての中国語長文読解に挑みました。

 

嫁姑問題は日本人同士の結婚でもホットな話題となりがちですが、日中の国際結婚での嫁姑の間では、世代間のギャップだけでなく、文化・習慣の違い、言葉の違いによるコミュニケーション上の大きな壁があります。日本人妻たちはどのようにこの問題に立ち向かっているのだろうか?

<嫁姑問題に関し、日本人妻たちがどのように感じているか、アンケート調査の結果>

 

和中国婆婆的相处,让你感觉如何?

嫁姑間の問題を「かなり大変」または「大変」と感じている人は1/4ほどいるが、「それほどでもない」「かえって楽」と感じている人が意外に多く7割近くを占めた。実際の生活の中では、嫁が外国人ということもあってお互いに寛容であったり、中国語がよく聞き取れない妻があえて聞こうとせず平静でいられることもある。一方で、習慣や価値観の違いについて直接言えなかったり、言いたくても中国語でうまく表現できないために大きなプレッシャーを抱えることもあるようです。

嫁姑間に関する聞き取り調査では、笑ってすまされない驚くべきエピソードもいくつか挙げられました。

 ◇両親と同居する妻は、姑の徹底した節水習慣に驚きました。洗濯機で使った水をいくつかのタライに分け何回も循環利用したり、野菜を茹でた湯で網戸を洗ったりする姑との日々で、気が付けばすっかり節水の習慣が身についていました。

 ◇農村出身の夫と田舎に帰省し春節を迎えたとき、突然発熱した。田舎には診療所がなく、姑が急ぎ人を探して注射を打ってもらった。後で気が付いたがその医者は獣医だった。熱にうなされふと目が覚めたとき、眼前に春節に演じるヤンガー踊りのメークの姑の顔があり、「注射が効いたね」と言われたが、思い出すたび命があってよかったとつくづく思う。

 ◇姑の方もこうすべきというようには求めてこない。その意味では嫁姑の関係は日本より良いかもしれない。嫌味を言われることもないし、外国人の嫁だからという諦めもあるようだ。

 

日常生活の中で、姑との関係でいろいろ腹の立つこともある。しかし正面から衝突するのが苦手な日本人妻たちにとって、ちょっと我慢して譲る気持ちや寛容さが、意外に「一歩譲って最後に勝つ」という効果になっているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月12日実施された例会、交流員さんとの勉強会では「中国人夫と日本人妻の家庭生活」というテーマで、中国語の長文読解に挑みました。

日中国交45周年に当たり、中国のメディアが中国人夫に嫁いだ日本人妻にスポットを当て、インタビューを行ったところ、妻たちの口から興味深い経験やエピソードが語られました。

◇なぜ中国人男性と結婚したのか?(複数回答可)

 ・夫への愛...35%  ・その場の勢い...34%  ・興味があった...20%  ・その他...11%

◇中国人夫と結婚して良かった点

 ・家族思いなところ  ・妻に対する寛容さ ・日本のように古い伝統や習慣に縛られることなく自由な生活を選択できる

◇中国人夫に嫁いで最も驚いたこと

 ・夫が冷凍納豆をレンジで解凍し家中が臭くなった。(食べ物に関する勘違いは非常に多い。日本からわざわざ持ってきた貴重な食材や調味料を勘違いで無駄にされると、その怒りがなかなか収まらない)

 ・子育ては新米ママにはできないから誰かに依頼するとずっと信じてきたこと。(共働きならではのこと。子育ては祖父母が担うのが当たり前)

 ・親戚、友人が突然遊びに来て泊まって行く。その期間が月単位に及ぶことがある。

 ・夫から「すぐ帰る」と電話があってから2時間は帰ってこない。(大陸ならではの悠久な時間感覚)

 ・雑巾を洗ったタライで足も洗う。

中国人夫に関する「ネタ話」は話題に事欠かなかったが、そうした「違い」に対する日本人妻たちのポジティブな態度が印象深かった。「細かいところではいろいろ相違点はあり、時には面倒くさいと思うこともあるが、退屈しないで楽しいなとも思う。日本人とだったらイラっとすることもあるかもしれないけれど、中国人夫だとつい笑ってしまう。」

 

このことは、国際結婚に限らず、私たちが中国人と交流する上でも大いに参考にすべきことかもしれません。


 

8月例会は10日(木)11名参加でした。交流員さんのフリートークは、在日中国人作家の毛丹青の「来日方長」というエッセイ集の中から。30年ほど前、改革開放が始まったばかりの中国で、高倉健主演の「君よ憤怒の川を渡れ」という日本映画が放映された。この映画には多くの中国人が感銘を受け、作者もその一人であった。それが作者にとって日本に興味を持ったきっかけとなった。以来30年の日本滞在で得られた日本の文化に対する繊細な感覚は、日常の実際の体験から悟ったものであり、日本語で文章を書くときは、母語である中国語とは思考パターンが異なって、新たな感受性の領域を拓いてくれたとのことです。(以下中国語)

・・・・对自然的细腻理解,对四季景观的敬畏均有说服力,或许是因为日本风土中潜藏着对日常的执着,这份执着产生出细腻的感受吧。(中略)

来日本之前,对自然和风土的体验都是概念性的,或者只存在于知识性的记忆中。如今,我在日常生活中的所感所知,乃至所思所想,是像少年时代那样直观的实际体验,而空洞的理念随之远去。这种气质不是靠外部的指导而获得,它是从内心深处萌发出的一种领悟。

7月13日(木)7月度例会開催の日です。

このところの札幌市は125年ぶりといわれる異常高温が続き、熱中症で病院に搬送される人が後を絶たないというニュースが報道されています。地球温暖化の影響で世界の国々の中には摂氏50℃を超える気温を記録したところもあるとのこと。交流員さんのフリートークは、「火爆」という表現がピッタリの出身地・北京の酷暑の対処の仕方についての話題でした。

日本での熱中症対策としてよく言われることは、「外出を控え、適度にエアコンを使い、こまめに水分をとる」ことですが、中国でもいくつかの対処方法があるようで、それらの内容について資料を基に中国語で解説いただきました。

中国では生活水準の向上とともにどの家にもエアコンが備えられ、長時間にわたって室内で冷房にさらされるため、暑さに対する体の耐性が明らかに低下しているとのことです。中国で「中暑」と呼ばれる熱中症を防ぐため、中国医学的な見地から4つの対策が有効とされています。

熱中症 イラスト に対する画像結果

1.心身のリラックスと十分な睡眠

2.適度な運動

3.食事による栄養補給

4.湿邪の予防

人間は恒温動物であり、体温は外界の温度の変化に従い調節機能を持つ。夏季は気温が高くなるため毛根を開き、汗をかくことによって湿熱や毒素を体外に排出するが、人工的な冷房はそれらの働きを突然遮断し、本来の人間の持つ調節機能を乱し逆にいろいろな体の不調や病気を引き起こす。できるだけ自然な環境で発汗を通じ体温を下げながら栄養を補給し、身体の均衡を保つことが重要とのことです。

 

6月度の例会は8日(木)10名参加にて実施しました。

交流員さんのフリートークは今が最も旬な話題、中国で7日・8日に全国一斉に行われている大学受験(高考)、940万人もの受験者が競う試験問題の一部を紹介いただきました。むろん我々日本人中国語学習者が簡単に解ける問題ではあり得ませんが、語文(北京版)の一部を解説いただき、想像を絶するほど過酷な「人生を賭けた一発勝負」の試験問題がいかなるものかを体感することができました。故事成語満載の洗練された問題文はかなりの読解力を要すると思われます。

また、語文の問題には小論文もあり、今年のテーマは「紐帯」(きずな)とのこと。経済圏構想の「一帯一路」の実現に向けて論ずれば高得点が得られるのではとの意見もありました。小論文は800字程度とのこと、日本語に直せば3倍の2,400文字相当になり、やはりハードルが高そうです。


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