10月例会は、S会員が先月中国・貴州省のいくつかの少数民族の村を訪ねた話を伺いました。カルスト地形が発達した特殊な地質形態や地理的環境に恵まれた貴州省では、様々な民族の人々の土地や環境・生活に根差した古い文化や、素朴で濃厚な習俗風情が息づいており、それらを堪能したり、人々との触れ合いを楽しんだりして貴重な体験をされたようです。特に少数民族の人々との触れ合いは最も印象深く、大切な思い出となったようです。

また、例会では先般の中国国慶節休暇の期間中実施した、旧北海道庁赤れんが庁舎での案内活動についての体験報告会を行いました。地震による観光客の大幅な減少という事態に直面しましたが、時間の経過とともに外国人観光客が戻りつつあり、今後も観光産業は北海道創成の一翼を担うことでしょう。行政サイドも、ホテルをはじめとするサービス関連産業での受け入れ態勢の整備等に注力し、観光客の急増に対応する政策を打ち出しています。ただ我々のようにボランティアで観光地の現場で外国語で定点案内したり、外国人との会話を通じて旅の楽しさを感じてもらう活動は、直接消費行動に結び付くとは限らないので、重要性が見逃されているのではないかとの意見も出ておりました。来日外国人観光客にとって、最も大きな悩みはやはり言葉が通じないことのようです。地道な活動ですが少しでも解消できるよう機会を増やして行きたいと思います。

 

9月例会は13名出席、13日に開催しました。

まず、10月初旬の中国国慶節期間中、旧道庁赤れんが庁舎での案内活動についてのシフト調整を行いました。地震の影響で観光客の来日が懸念されるところですが、このような時こそ来ていただいたお客様には感謝の気持ちを込め、喜んでいただけるようしっかり対応するよう心がけるつもりです。

続いて、中国語勉強会は「非誠勿擾」(邦題:狙った恋の落とし方)を鑑賞しました。中国で2008年に公開され大ヒットした映画で、後半の舞台となった北海道ロケでは、道東の静謐な美しさが、中国での北海道ブームを呼び、北海道観光の火付け役となりました。

鑑賞いただいた皆さんからは、中国語の会話が多く、言い回しが入り組んでいて聞き取りが難しっかたところはあるが、反面、ストーリーの展開が面白く楽しめたようです。

この映画を通じて、中国人が北海道に求めているもの、今を生きる中国人の素顔を知り、われわれ自身も北海道の魅力を再認識した等の感想も寄せられました。

 

札幌市の中心部に位置し、先月末にリニューアルオープンした旧永山武四郎邸を、中国語で案内するための勉強会を行いました。北海道庁第2代長官で、屯田兵の育ての親でもある永山武四郎の私邸として開拓時代に建てられた建造物は、北海道文化遺産に指定されており、純和風書院座敷と洋風応接室が連接した和洋折衷様式の先駆け的存在。これらの状況をまとめた中国語原稿の読み合わせを座学で行いました。固有名詞や時代背景に伴う特殊用語が障害となり、中国語の発音上で、交流員さんよりたくさんのダメ出しがあり前途多難を思わせる出来栄えだったかも知れません。8月初旬の現地ガイド研修に向け、しっかり練習を積んで臨みましょう。

6月14日(木)12名出席、6月定例会を行いました。

今回は新交流員の王媛さんによる初めての勉強会、2017年に中国で放映され絶賛を博したアニメを鑑賞しながら解説頂きました。このアニメは唐朝の詩人、王維の詩「相思」を背景とし、清乾隆時代の文人、「王初桐」を主人公にした切ない恋を描いたものでした。

身分の高い家の幼馴染の娘に恋をして〜王維の詩に詠まれていた「紅豆」を渡した幼い日。

科挙試験に励むものの…

美しく成長した娘は家同士が決めた縁談がまとまり嫁いでいく……。

ストーリーとして特に目新しさは感じませんでしたが、中国の伝統文化の要素と、現代アニメという要素がうまく組み合わされており、その丁寧に描かれた中国の水墨画のような各シーンは、確かにアニメフアンや中国文化愛好者にとって興味深く感じられることでしょう。

3月から4月にかけて行われた外国語ボランティアの登録更新会および新規募集で、中国語ユニットに登録した方が総勢で34人となりました。5月例会は、新しい交流員の王さんを迎え、15人のメンバーが集い行われました。

"我们都是云南的老虎,蒙古的骆驼___谁也不认谁"(私たちは雲南の虎と蒙古のラクダ、お互い初顔合わせのため誰が誰なのか正体がわからない)状態によりまずは自己紹介。

次にユニット活動の紹介や直近の活動計画の説明がありました。

今年度は更なるインバウンド観光熱の高まりに連れて、より多くの中華圏からの観光客増が見込まれます。当ボランティアの活動機会も増加が見込まれるため、しっかり準備し対応したいと思います。請うご期待!

最後に交流員さんからの過分なお気遣い、中国のお土産を頂きました。多謝!!

4月12日、新年度を迎え、中国語ユニットの事務局ミーティングを開催し、今年度の活動方針や内容の協議を行いました。

活動のベースとなる月例会のほか、国慶節や雪まつりなどのガイド活動や、フィールドワーク、セミナー、映画鑑賞会、交流会等を通じた勉強会等、多彩な活動を企画・実施することになりました。

また、4月19・22日に実施されるボランティア新規募集説明会に向けての、説明対応や手作りポスターの制作など、新規会員をお迎えするための準備を行いました。

  <今年度の新規募集説明会用ポスター>

2月例会・・・・この3月で3年の札幌市国際交流員の任期が満了する、劉交流員さんによる最後の勉強会となりました。いつもは中国のネットニュースの記事などを題材としたホットな話題を提供いただき学んでまいりましたが、最終回は一転して和やかに中国語の「漢字クイズ」の勉強会となりました。

 

問題例:次の字句を中国語の漢字一文字で表しなさい。(解答は末尾に掲載)

1.七十二小时

2.画时圆,写时方,有它暖,没它凉

3.林木森森

4.十五天

5.九十九

 

この3年間で当ユニットの活動は勉強会主体の「学習型」から、その成果を生かしたボランティア「実践型」へと変貌しつつあります。それには、語学力の向上や中国事情の理解などに止まらず、メンバー同士の顔の見える関係作りなど、交流員さんの指導や配慮によるところが大きかったようです。長いようで短かったこの3年間、いろいろお世話になり有難うございました。

答1.晶(三个日子) 2.日(太阳) 3.杂(九木) 4.胖(月半) 5.白(百减一)

 

12月例会は14日(木)、9名参加で実施され、来年2月に行われる「さっぽろ雪まつり」と「中国春節休暇」に来訪する中国人観光客へのガイド対応について話し合いが行われました。例年、雪まつりと春節休暇はほぼ同一期間の場合が多いのですが、今回は重ならないのでロングランでの対応になりそうです。

 

勉強会では、10月例会に引き続き、人民網に掲載された「中国人男性に嫁いだ日本人妻たち」シリーズの2回目、今回は「嫁姑問題」についての中国語長文読解に挑みました。

 

嫁姑問題は日本人同士の結婚でもホットな話題となりがちですが、日中の国際結婚での嫁姑の間では、世代間のギャップだけでなく、文化・習慣の違い、言葉の違いによるコミュニケーション上の大きな壁があります。日本人妻たちはどのようにこの問題に立ち向かっているのだろうか?

<嫁姑問題に関し、日本人妻たちがどのように感じているか、アンケート調査の結果>

 

和中国婆婆的相处,让你感觉如何?

嫁姑間の問題を「かなり大変」または「大変」と感じている人は1/4ほどいるが、「それほどでもない」「かえって楽」と感じている人が意外に多く7割近くを占めた。実際の生活の中では、嫁が外国人ということもあってお互いに寛容であったり、中国語がよく聞き取れない妻があえて聞こうとせず平静でいられることもある。一方で、習慣や価値観の違いについて直接言えなかったり、言いたくても中国語でうまく表現できないために大きなプレッシャーを抱えることもあるようです。

嫁姑間に関する聞き取り調査では、笑ってすまされない驚くべきエピソードもいくつか挙げられました。

 ◇両親と同居する妻は、姑の徹底した節水習慣に驚きました。洗濯機で使った水をいくつかのタライに分け何回も循環利用したり、野菜を茹でた湯で網戸を洗ったりする姑との日々で、気が付けばすっかり節水の習慣が身についていました。

 ◇農村出身の夫と田舎に帰省し春節を迎えたとき、突然発熱した。田舎には診療所がなく、姑が急ぎ人を探して注射を打ってもらった。後で気が付いたがその医者は獣医だった。熱にうなされふと目が覚めたとき、眼前に春節に演じるヤンガー踊りのメークの姑の顔があり、「注射が効いたね」と言われたが、思い出すたび命があってよかったとつくづく思う。

 ◇姑の方もこうすべきというようには求めてこない。その意味では嫁姑の関係は日本より良いかもしれない。嫌味を言われることもないし、外国人の嫁だからという諦めもあるようだ。

 

日常生活の中で、姑との関係でいろいろ腹の立つこともある。しかし正面から衝突するのが苦手な日本人妻たちにとって、ちょっと我慢して譲る気持ちや寛容さが、意外に「一歩譲って最後に勝つ」という効果になっているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月12日実施された例会、交流員さんとの勉強会では「中国人夫と日本人妻の家庭生活」というテーマで、中国語の長文読解に挑みました。

日中国交45周年に当たり、中国のメディアが中国人夫に嫁いだ日本人妻にスポットを当て、インタビューを行ったところ、妻たちの口から興味深い経験やエピソードが語られました。

◇なぜ中国人男性と結婚したのか?(複数回答可)

 ・夫への愛...35%  ・その場の勢い...34%  ・興味があった...20%  ・その他...11%

◇中国人夫と結婚して良かった点

 ・家族思いなところ  ・妻に対する寛容さ ・日本のように古い伝統や習慣に縛られることなく自由な生活を選択できる

◇中国人夫に嫁いで最も驚いたこと

 ・夫が冷凍納豆をレンジで解凍し家中が臭くなった。(食べ物に関する勘違いは非常に多い。日本からわざわざ持ってきた貴重な食材や調味料を勘違いで無駄にされると、その怒りがなかなか収まらない)

 ・子育ては新米ママにはできないから誰かに依頼するとずっと信じてきたこと。(共働きならではのこと。子育ては祖父母が担うのが当たり前)

 ・親戚、友人が突然遊びに来て泊まって行く。その期間が月単位に及ぶことがある。

 ・夫から「すぐ帰る」と電話があってから2時間は帰ってこない。(大陸ならではの悠久な時間感覚)

 ・雑巾を洗ったタライで足も洗う。

中国人夫に関する「ネタ話」は話題に事欠かなかったが、そうした「違い」に対する日本人妻たちのポジティブな態度が印象深かった。「細かいところではいろいろ相違点はあり、時には面倒くさいと思うこともあるが、退屈しないで楽しいなとも思う。日本人とだったらイラっとすることもあるかもしれないけれど、中国人夫だとつい笑ってしまう。」

 

このことは、国際結婚に限らず、私たちが中国人と交流する上でも大いに参考にすべきことかもしれません。


 

8月例会は10日(木)11名参加でした。交流員さんのフリートークは、在日中国人作家の毛丹青の「来日方長」というエッセイ集の中から。30年ほど前、改革開放が始まったばかりの中国で、高倉健主演の「君よ憤怒の川を渡れ」という日本映画が放映された。この映画には多くの中国人が感銘を受け、作者もその一人であった。それが作者にとって日本に興味を持ったきっかけとなった。以来30年の日本滞在で得られた日本の文化に対する繊細な感覚は、日常の実際の体験から悟ったものであり、日本語で文章を書くときは、母語である中国語とは思考パターンが異なって、新たな感受性の領域を拓いてくれたとのことです。(以下中国語)

・・・・对自然的细腻理解,对四季景观的敬畏均有说服力,或许是因为日本风土中潜藏着对日常的执着,这份执着产生出细腻的感受吧。(中略)

来日本之前,对自然和风土的体验都是概念性的,或者只存在于知识性的记忆中。如今,我在日常生活中的所感所知,乃至所思所想,是像少年时代那样直观的实际体验,而空洞的理念随之远去。这种气质不是靠外部的指导而获得,它是从内心深处萌发出的一种领悟。


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